島が見えると嬉しい

今日は、朝お風呂掃除でしたが稚内入港が近づいてきていたので、清水を使ってお風呂を入れました。 お風呂を入れるのは14:30頃のワッチをする人の仕事だったので、うっかりしていましたが、清水でお風呂を入れる際には掃除してすぐヒーターをオンにしないといけなかったです。 それぞれのルール自体は理解できていても、臨機応変に対応するのが難しいです。 今日のワッチ中は稚内港が近かったので回転数や可変ピッチプロペラのピッチが小刻みに変化しました。そういう場合は、現在の回転数とピッチを書いて、「適宜」と書けばいいと習いました。 また、航走停止したときは、一旦甲板にあがって、港外なのか、港内なのかを確認して○○港内投錨泊と書くと教わりました。ただ、沖で流しておく場合もあります。その判断をしなければならないそうです。 そして、レーザー温度計を一回落としてしまったのですが、それをもう一度壁に掛ける時に紐がよれてしまったようです。気を付けたいです。 停泊中に、サービス海水ポンプを止めて、空調機の部品交換をして防蝕亜鉛を入れる仕事をするから、サービス海水ポンプとその系統を確認しておけと言われました。 その間に、床プレートにフタがついている部分について新たな発見をしました。いままでは、バルブについたぼろぼろのプレートを睨んでそのバルブの判断をしていたのですが、フタをひっくり返すとシールで名前が貼ってありました。 これで、もう少し悩まずにバルブをひねることが出来そうです。

今日は午前中、利尻富士と礼文島、北海道がはっきり見えました。利尻島は町があるようで、北海道は風力発電の風車が沢山見えました。太陽に照らされて光輝く海に、そびえる島。打ち付ける塩水。結構テンションが上がりました。 稚内港外につくと、インターネットが繋がったのですが、誰からも連絡来てないし、SNSは否定とイヤミと決めつけばかりだし。嫌な気持ちにしかなりませんでした。利尻富士を海上で見た時の方が断然楽しい気持ちになりました。 NMIXXの新作MVくらいしか、見る価値ないです。

今日、朝油断して眼鏡を監視室に持っていくのを忘れました。すると、30分ほどで少し不調が出てしまいました。というのも、蛍光灯の光が強い環境で裸眼でいると、昔から具合が悪くなりがちなんです。 たとえば、ユニクロやGUのように白い床と、強い光の組合せの店でも疲れがかなり出ます。とくに夜間が最悪です。だから、人と一緒にいながら蛍光灯の光が目に入る今日の仕事も疲れがたまりました。 その後、「眠いのか」と指摘されて、眼鏡を取りに行くチャンスがあって、装着したところ少し楽になりました。というのも、私の眼鏡はレンズで高価なものを使っていて、ブルーライトカットするうえに、非球面レンズなので、かなり自分の目の調子を楽にしてくれるんです。 今日の経験で改めて、自分の目の調子のことと、補助具によって何とか頑張れているということを気に掛けることになりました。

少し楽に生きられるようになった今でも、あまり自分の目を好きになれません。というのも、過去にリストカットはしたくなったことがないんですけれど、目に刃物を突き付けたくなったことは何度もあります。 何故なら、私の大抵の不調は目の見え方による問題と併せてくるからです。たとえば、目に不調が出て周りについて行けなくなる。そして、他人についていけないことで、気持ちが下がる。気持ちが下がることで、目に不調が出る。という負のサイクルが ループし始めると、気分が最悪になっていって、最終的には目で物を見たくない。というところまでいったことがありました。 自分の目について何がそこまで嫌かというと、物事がくっきり見えるのも好きではないですが、無意識にあれもこれもと同時に見てしまい、疲れてしまうことがとくに嫌いです。 今日の蛍光灯と人を同時に見て疲れてしまったのもそのパターンでした。眼鏡を取りに行けたからよいものの、これが続いていたら、かなり落ち込んでいたかも。と思いを巡らせると、自分の目についての嫌な気持ちを思い起こしました。

逆に、自分の目に親しみやすいものを考えてみます。探すとたいてい、同時に情報が色々入ってこないものです。 たとえば、ひらけた空や大海原、正円や直線を組み合わせたシンプルなデザイン、大きな文字のスマホなどです。 しかし、世の中は私の特性に厳しいです。というのも、大きな文字でスマホを使っていると「老人みたい」と笑いものにされるし、丁寧に情報を減らしてレイアウトされた専門書なんて全くないし、日本はオフィスワークがほとんどです。 なので、その親しみやすいものに触れるのも普通の環境だと世間様に逆行するようでエネルギーをつかってしまいます。だから、良い面が発揮できず、疲れるなど悪い面が際立ってしまっているのです。 このように考えると、自分の困難は社会の側にもバリアがあると考えることが出来ます。障害科学の社会モデル的な考え方です。 一応そういう考えで、環境調整を考えて過ごしてはいるんです。自然の中で働く船乗りになったのもその一環です。


Last modified on 2026-10-23