今日は、朝から入港作業でした。 その場合は、主機をかけて、補機を並列運転します。M/EとかS/Bとか書いてあってよくわかりませんでしたが、この理解でオッケーそうです。 補機を始動する練習をしました。その際に、中間始動弁を開けること。給気でエンジンがかかればすぐ給気を止めること。給気系統は終わったら直ぐ閉める事。エンジンの回転数はもっとすぐあげていいこと。を教わりました。 また、ターニングする際に蝶ネジが下向きになっていると棒が当たって折れることがあるので、横向きにしたほうがいいと言われました。 補機をかけたら、最後に警報を停止するレバーを解除しないといけない。と忘れていたのもあり、怒られました。 主機や補器の停止・始動を早く身に着けたいです。 次に、入港作業をやりました。とりあえず、目に入った仕事を書いていきます。
- 綱をすぐ使えるように穴の近くまで伸ばしておく
- 鳥よけの紐を外す
- モンキースパナを使って、クレーンの固定具をはずす
- 船体にあゆみをかける、その際に毛布で保護する
- 大きいフェンダーをクレーンに掛ける
- すのこを出す
- あゆみの手すりを作る
- 綱にスナップをかけて、ゴムレットを港に投げる サルカンくらいまで伸ばして投げる。
- 綱を張ったら巻く
- 港の黒いゴムに当たるようにフェンダーを下す
- 綱をかける
- 自転車を出す
- ゴミを下してゴミ箱を洗う
- 天竜人が下りるのを待つ
また、船を港につけたら、すぐ機関場におりて主機と補機を停止して、並列を解除します。 その際に、インジケータコックを開く前にエアランしそうになりました。気を付けたいです。また、エアランをするのは、シリンダ内に残った硫黄分などの残留ガスを吹き飛ばすためだそうです。
その後、落ち着いてきたら停泊用発電機をかけて、徐々に回転数を上げていきます。停泊用発電機は簡単なエンジンなので、共振周波数などはないそうです。 そして、電源を切り替える際には、停泊用発電機のブレーカーをあげて、補機のACBを切る。配電盤の中のブレーカーを付ける。そして、補機を停止させる。この順序でやるそうです。 また、空調室のオンオフもやらないとダメだそうです。入出港作業はやることが多くて覚えることも多いので大変だなと思いました。
キツネはクソ
入出港作業は何回もやれば覚えられそうですが、問題なのは稚内おりてからです。
今日の夜起きたアクシデントの話を先に書きます。観光については後でまとめて書きます。
夕暮れ時にマックを食べて船に帰ろうとする途中、出る時に使った港のゲートが閉まっていて、帰ることが出来ませんでした。
しかも、携帯は観光で充電切れでした。
そこでまず、有刺鉄線のわきにあったホタテが積んであるスペースにすり抜けて行けるような場所は無いかと探りました。
すると、そこはキタキツネの縄張りだったようで、群れで追いかけられました。幸い、かまれたりすることはなかったのですが、かなりはやい速度で襲われて、暗闇の中本気で走ったら転んでしまいました。
次に、有刺鉄線を本気で乗り越えようとしたのですが、服に引っ掛かって無理そうだったので止めました。
万策尽きて、近くのヤマトの集荷場でケータイを充電させてもらいました。そこで士官に電話すると、ゲートが二つあるとのことを教わりました。
船を昼間に出る時に使ったゲートは閉まっていて、知らないもう一つのゲートは開いていたのです。そちらから帰ることが出来てなんとか日記をつけることが出来ています。
船の仕事は洋上の方が危なそうですが、陸上の方が危険だと思います。何故なら私が仕事を始めて最初に怪我をしたのは、停泊地でキタキツネに追いかけられたからです。
怪我をしたし、少し怖い思いもしましたが、別に気分が落ち込むことなどはありませんでした。
なので、自分は人間からのストレスには弱い分、それ以外のストレスには割と強いのかなと思います。
補記今日は、FOのフィルタやストレーナの清掃の見学をしました。 燃料油系統の清掃は、洗い油を2段階に分けて使います。 ストレーナを開ける時はまず、流れる系統を止めるか切り替えることを知りました。 また、掃除の時に出た油はFOドレンタンクに漏斗をつけて流し込むことが分かりました。 そして、燃料油のストレーナは海水のストレーナと比較して、非常に目が細かいということを知りました。 これは、当分任されない仕事だそうですが、すこしFO系統について勉強になったのでよかったです。
Last modified on 2026-10-24